#2
マンネライン推し
08/27 21:25
「お父さん僕たち何歳になったら人間になれるの?」
「いい子にしていればきっとなれる。父さんみたいにね。」
「じゃあ、僕いい子にしてる!父さんみたいになれるために。」
僕たち人狼はいつか人間になる。そして立派になって家を出ていく。
僕には六人の弟がいる。みんな可愛い。特に最近生まれたグクという子がかわいいんだ!
だけどかわいいグクも立派な人間にならなきゃいけないから僕が生活の仕方などを教えているんだ。
僕はジン。まだ狼だけどそろそろ家を出ていく。
「ジンにーさん!眠くなってきた、、、。にーさん一緒に寝よう!」
「ジミン。兄さんは後で寝るから先に寝なさい。」
「はぁい、、。おやすみ、にーしゃん、、、。」
ジミンがふらふらベッドへと向かう。
ごめんね、ジミン。兄さんも一緒に寝たいんだ。だけど兄さんはジミンがいい子に育ってほしいから。
「にーさん。ご飯こぼしちゃった。お片付けして!」
次はテヒョンか。
「わかった。」
僕はそういいテヒョンを咥えキッチンへ。
キッチンにいくと僕の心も体も凍ったように動かなくなった。
そこにはケチャップを入れている皿が割れ、いろいろなものが散乱していた。
「むさぼり食ってるからこうなるんだろう!テヒョン!」
僕は怒りで震えテヒョンのしっぽを力の限り噛んでしまった。
気づくとテヒョンのしっぽはちぎれテヒョンはおびえながら倒れている。
「て、テヒョン、、、。ごめん!なんで、なんで。。。」
そこへ母が来る。
「まぁ、テヒョン!どうしたの!しっぽが、、、。」
母はそういいながら僕を見る。さっきまでびっくりしていた顔はぼくを見た瞬間恐怖の顔に変わった。
「じ、ジン、、、、、。」
母は逃げるようにテヒョンを咥え父さんのもとへ。
「あなた!ジンがテヒョンのしっぽを、、。」
「なんだって!ジン来い!」
「は、はい。父さん、、、。」
#3
おボッキー公爵
08/27 22:02
私の空想は、ろくでもないですが
あなたの空想には夢があります。
#4
방탄소년단
08/27 22:55
みーちゃーんヤッホー( ^∀^)
また新しい「人間になれない人狼」を作ったん!
すげ〜 漫画家とか小説家になれるかもしれんで!
このままも書いて〜 読んでると止まらんなる〜
これからも頑張って
じぁまたね〜(*≧∀≦*)
#5
マンネライン推し
08/30 21:11
ここは父さんの部屋。今僕はテヒョンのことで部屋へ呼び出された。
「ジン。お前は何がしたかったんだ。弟思いなお兄さんに、父さんみたいになりたかったんじゃなかったのか。」
どう反応すればいいのだろう。大好きな父さんに怒られて。
すると突然父さんは立ち上がり上から僕を見下ろす。殴られる。大好きな父さんに。
だが、父さんは殴らない。殴るどころか僕を抱きしめる。
なぜだろう急に僕の瞳から涙がこぼれてくる。
恥ずかしくなり涙をぬぐおうと目をこする。するといつもの毛むくじゃらの手ではなく肌色のすべすべの手に変わっていた。
#7
マンネライン推し
09/03 21:03
「え!」
僕は思わず声を出す。
「おめでとう。」
父さんの低く心地よい声が心に響く。
「ジン。お前がテヒョンを痛くしてしまったのは怒りではなく、戦っていたからではないのかな?己と。」
#8
マンネライン推し
09/14 20:27
「おとうさん、、、。ありがとう。ごめんなさい。テヒョン。。」
こうして僕は一人の犠牲を払って大人に近づいた。
翌朝
テヒョン起きてるかな。謝りたいな。
小さくなった自分の部屋から這って出る。
リビングに行くと泣き疲れて、寝ているテヒョンとその他兄弟がいた。
テヒョンの頬の毛は少し固まっていた。
「ごめんな、テヒョン。」
目に涙がたまる。
「うわぁ!!!じんにーさん、びっくりした?」
そこにはさっきまで可愛く寝ていた兄弟たちがいた。
ジミンが大きくなった僕を見上げながら口を開けている。
その隣にまだ赤ちゃんのグクが座っていた。
そのグクの足をナムジュンが踏んでしまう。
すると、グクは、泣く。
そして母が来る。
「まぁ、グク。大丈夫?おっぱいかな?おなかすいた?」
グクが泣いた意味を知らない母が無理やりグクの口に胸の凹凸部分をあてる。
そんな光景を見て僕はほっとした。
弟たちに嫌われていない、、、。
そうほっとした僕はその場に倒れる。
僕がふらふらしている様子を見た弟たちはとっさに後ろに移動。
なぜだろう。あたまがくらくらする。
#9
マンネライン推し
09/15 20:08
「う、頭が痛い、、、」
何時間倒れていたのだろう。
あたりはすっかり暗くなっている。
何かの気配を感じ隣を慌ててみる。
するとそこには父がいた。
#10
방탄소년단
09/15 20:11
みーは、やっぱりスゴすぎな〜(^∇^)
見るからどんどんあげて〜
#11
マンネライン推し
09/17 21:06
「大丈夫か。」
父は僕をゆっくり起こし水を飲ませる。少し落ち着いた僕に向かって口を開く。
「こういうことはよくあることだ。まだ人間になったばっかりで脳がついていっていないんだろう。父さんもそうだった。今日はゆっくり休みなさい。弟たちのことは父さんが見ていてやる。」
「あ、ありがとう。父さん。」
感謝の気持ちを伝えると父は部屋から出ていった。